1796年戦役のベルナドット(6)

 ベルナドットからカール大公の接近連絡を受けた時のジュールダンの本隊は、

下図のように東側に突出してヴァルテンスレーベン将軍のオーストリア軍と

ナーブ川を挟んで対峙していた。

1796_5

 ジュールダンは、モローに手紙を送って来援を求めた。しかし、モローは動かなかった・・・。

この辺りは、祖国は危機にあり 関連blogさんに詳しい話が載っている。

 

一方、ジュールダンはボナウ将軍の騎兵部隊約900人を援軍として送ろうとしたが、

道の状況が悪く、実現できなかった。また、ベルナドットへは、21日に次の手紙を送った。

その内容を意訳してみた。

”AM2:00 君からの昨日の報告を受け取った。命令の写しを送る。

我々は終日戦ったが、明日も同様になるだろう。

私の命令があるまでは前進しないこと。敵の近くで監視せよ。

もし後退を余儀なくされたら、ニュルンベルクへ退却すること。その際は、

私の右翼が無防備にならないように、秩序だって、なるべくゆっくりと。

君の作戦行動を常に知らせてほしい。

シャンピオネ将軍と連絡を取り合うと共に、何が起きているかを知る為に、

ライン・モーゼル軍とも連絡を試みて欲しい。”

 

<個人的感想>

 モローが来ると信じていたジュールダンが、すぐに退却しないで様子を

見る事にしたのは、悪い結果になったが、良い判断と思う。

すぐ退却すれば包囲されないが、オーストリア軍は合流して戦力的に

対抗できなくなり、ライン川西岸まで後退する事になる。それよりも、

危険はあるが、モローとの挟み撃ちでカール大公を打ち破る機会で

あり、様子を見てギリギリまで粘るのは良いと思う。

 

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