1796年戦役のベルナドット(4)

 ベンドルフの戦いの後は、昨年の秋季戦役と同じコースを辿り、

7日にリンブルグでラーン川を渡河、11日にマインツ対岸の

ヴィ-スバーデンに到着。

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 昨年と違い、ここからマイン川を渡河してダルムシュタットを占領。更に、ジュールダン本隊が

フランクフルトを占領した後は、アシャッフェンブルグに移動し、月末まで付近の警戒に当たる。

ダルムシュタットでは規律が守られ略奪がなかったので、ドレスデンに退避した皇太子は感謝の

印として厩舎から軍馬をベルナドットに送ったとの事。これは、今までヘッセ・ダルムシュタット軍が

オーストリア軍としてベルナドット師団と度々交戦したので、その報復を覚悟していたが何も

起こらなかった為でもあるらしい。

1796_3

<個人的感想>

 ベルナドットの秩序好きが軍馬を貰う事になったが、イタリア方面軍では略奪が

当たり前な事と比べると随分と対照的である。

 

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