ベンドルフの戦いの後は、昨年の秋季戦役と同じコースを辿り、
7日にリンブルグでラーン川を渡河、11日にマインツ対岸の
ヴィ-スバーデンに到着。
昨年と違い、ここからマイン川を渡河してダルムシュタットを占領。更に、ジュールダン本隊が
フランクフルトを占領した後は、アシャッフェンブルグに移動し、月末まで付近の警戒に当たる。
ダルムシュタットでは規律が守られ略奪がなかったので、ドレスデンに退避した皇太子は感謝の
印として厩舎から軍馬をベルナドットに送ったとの事。これは、今までヘッセ・ダルムシュタット軍が
オーストリア軍としてベルナドット師団と度々交戦したので、その報復を覚悟していたが何も
起こらなかった為でもあるらしい。
<個人的感想>
ベルナドットの秩序好きが軍馬を貰う事になったが、イタリア方面軍では略奪が
当たり前な事と比べると随分と対照的である。
<リンク>