革命戦争の騎兵部隊単位と規模について、気になったので少し調べてみた。
部隊単位 | 指揮官 | 規模 |
騎兵旅団 | 准将 | 複数の連隊 |
騎兵連隊 | 大佐 | 4ヶ大隊 |
騎兵大隊 | 少佐、大尉1級 *1 | 2ヶ中隊(大尉1級と2級の中隊) |
騎兵中隊 | 大尉 | 2ヶ小隊(中尉と少尉の小隊) |
騎兵小隊 | 中尉と少尉 | 2ヶ分隊 |
騎兵分隊 | 軍曹 | 2ヶ班 |
騎兵班 | 伍長 | 9〜12人 |
*1 少佐は2ヶ大隊を指揮するので、各大隊は大尉1級が実質的に指揮する。
騎兵大尉も1級から3級までクラスがあり、1級は大隊長代理を務める。
革命戦争では、独立した騎兵師団がなく、騎兵連隊軍の予備や各師団に
配属されていた。
<個人的感想>
少佐が2ヶ大隊を管理する点が、歩兵と違う。ここが分かり難く、資料を見ても
大隊数の半分の少佐(chef d’escardron)しかいないので、不思議であった。
大隊の隊形図を捜しても、少佐の位置が記載されているものがなく、固定的な位置を
取る事がなかったのかもしれない。
<リンク>