革命戦争は昇進が早いか

 フランス革命の戦争では昇進が早いか、ナポレオン、ベルナドット、

ネイの3人について少し調べてみた。

  出来事、昇進理由(大尉を除く)

Bernadotte

1763年生

Napoleon

1769年生

Ney

1769年生

1793年6月Napoleonフランスに戻る 砲兵大尉24歳 
 7月 歩兵大尉30歳  
 9月ツーロン攻囲戦開始   
 10月 砲兵指揮官の後任 砲兵少佐 
 12月ツーロン攻略の功績 砲兵准将 
1794年2月連隊兵士の選挙により歩兵中佐31歳  
 4月半旅団の編成により歩兵大佐 騎兵大尉25歳
 6月フルーリュスの戦いの功績歩兵准将  
 7月テルミドールの反動 逮捕 
 8月今までの戦いの功績  騎兵大佐
 10月マーストリヒト攻囲戦開始   
 11月マーストリヒト攻略の功績少将31歳  
 12月勇敢な戦闘行為・負傷により推薦  准将辞退
1795年10月ヴァンデミエールの反乱の功績 少将26歳 
1796年8月今までの戦いの功績  騎兵准将27歳
1799年4月マンハイム攻略の功績  少将辞退
 5月総裁政府から再任命  少将30歳

 ナポレオンは半年で、ベルナドットは11ヶ月で大尉から准将に昇進している。

ネイも辞退しなければ8ヶ月で大尉から准将に昇進できた。

ネイが辞退したのは、”攻撃を失敗したのに、勇敢という理由で

将軍になる訳にはいかない”との事。馬鹿正直な面があるが、

好きになれる人柄。少将の時も一旦辞退している。

 

 昇進には上司の推薦もあるが、本人の功績が必要である。

それにしても昇進が早い。ちなみに、3人の昇進時の上司は

 准将昇進時の上司少将昇進時の上司
ナポレオンデュゴミエ少将ポール・バラス
ベルナドットクレベール少将クレベール少将
ネイクレベール少将ベルナドット少将

 

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