モロー将軍に関連して、ナポレオンがイタリア方面軍司令官になった時の
フランス軍主要指揮官を纏めてみた。
方面軍 | 司令官 | 参謀長 | 軍団長 | 戦力 |
サンブレ・ミューズ | ジュールダン | エルヌフ | クレベール(*):副司令官相当 | 4.3万人 |
ライン・モーゼル | モロー | レイニエ(*) | ドゼー(*)、サンシール、フェリノ | 6.0万人 |
イタリア | ボナパルト(*) | ベルティエ | なし | 3.5万人 |
(*)は実質的に作戦を仕切っていたと思われる人。
戦力などを見ると、モロー将軍が主役でボナパルト将軍は脇役だったと思われる。
それから17年後のドレスデンの戦いでは、ロシア軍アドバイザーとフランス皇帝として、
敵対する事になる・・・。歳月で色々と変わるものである。
ところで、1798年のエジプト遠征軍には、上記の(*)が付いた優秀な人材が全て含まれる。
当時のフランス軍最高級の将軍達をよく送り出したものだと驚く。時の総裁政府は、軍人の
能力を把握していなかったか、遠くに追いやりたいボナパルト将軍の希望を受け入れたのか、
勝手に憶測しているが、疑問の残る人事である。個人的には、クレベールとレイニエは残して
各々の司令官の補佐をさせるべきであったと考える。
バタイユゲームで未だ登場していない主要人物は、クレベールとドゼーの2人。マレンゴの
戦いが出る筈なのでドゼーは登場予定。クレベールはタボール山の戦いが出ないと難しそう。
ホーエンリンデンの戦いが出れば、フランス軍司令官としてモローが登場するので、期待。
COA社がヴィットリアの戦いを出すと思われるので、ジュールダンはタラベラに続いて、
負け組として再登場かも。レイニエはCOA社がフエンテス・デ・オニョーロの戦いを予告
しているので、やはり負け組みとして登場予定。
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