DTMオルガン音源Hauptwerkを色々と触っているうちに、音の厚みの
出し方の方法が分かったので、メモ用に記載する。
1)各鍵盤(Pedal,Great,Swell)固有の音
各々に固有のストップがあり、その組合せで音が変わる。
2)1オクターブ高い/低い音の追加
Swellには1オクターブ高い音を追加するストップ(Swell Octave)と、
1オクターブ低い音を追加するストップ(Swell Sub-Octave)がある。
この時、基になるストップの音は出ているが、この音だけを消すストップ
(Swell Unison Off)もある。
3)他の鍵盤の音の追加
Greatの鍵盤を弾いた時に、Swell鍵盤で指定された音を追加できる
ストップ(Swell to Great)がある。同様にPedal鍵盤を弾いた時に
Swellの音を追加(Swell to Pedal)、Great(Great to Pedal)の音を追加できる。
4)Swell鍵盤の1オクターブ高い/低い音の追加
Greatの鍵盤を弾いた時に、Swell鍵盤で指定された1オクターブ高いだけを
追加できるストップ(Swell Octave to Great)がある。なお、基音がでない。
同様に1オクターブ低い音だけを追加できるストップ(Swell Sub-Octave to Great)がある。
基本)前回の演奏では上記の3)を使った例で演奏した。しかし、高音が寂しかったので、
Greatのストップを代え、数も3に増やしたものが次の演奏である。
Great = チャネル2(ストップはClarion 4’、Clear Flute 4’、Lieblich Gedact 8’、Swell to Greatを使用)
Swell = チャネル3(ストップはFlauto Magico 4’、Viola Di Gamba8、Rohr Flute 8を使用)
Pedal = チャネル1(ストップはOpen Diapason 16、Swell to Pedalを使用)
変化1)基本から3)の他の鍵盤の音の追加を止めた場合
基本に比べて音の厚みが無くなった印象を受ける。基本の方が良く聴こえる。
変化2)基本に4)の1オクターブ高い音を追加した場合
基本と余り変わらない印象を受ける。
変化3)基本に4)の1オクターブ低い音を追加した場合
基本と余り変わらない印象を受ける。
<個人的な感想>
オルガンはピアノと違い、音の強弱がコントロールできないが、その代わりに上記のような
音の厚みの違いを変える事ができる。同じドでも、色々な音が作り出せるので、面白い。
仕組みが分かって、色々と試すことができるので、ハマりそうである。
しかし、ピアノ(スタンウェイ 4Dモデル模擬)と聴き比べると、ピアノの方が好きである。
なお、ピアノの方が、音符の入力ミス(忘れ、重複)を見つけやすい。オルガンは音が響くので
入力ミスが表に出にくいのかもしれない。
<リンク>