Studio One 3 の無料版Primeをインストールして使ってみたので、
良い点と悪い点を記載する。
1)良い点
A)初期設定が簡単である。
使用しているPCオーデイオとドライバーが自動的に設定される。
Cubaseの時は、設定画面をいくつか開いて一々設定したので、随分と親切な
設計になっている。
B)操作が分かり易い。
C)ヒューマナイズ機能が無料版でも付いている。
機械的な音楽になるのを避ける為に、音の出だしタイミング・強弱などを
ランダムにする機能が付いている。Cubaseでは最上位のPRO版でないと
搭載していない事に比べると、気前が良い。
2)悪い点
A)MIDIデータにテンポ情報が含まれない。
Studio One 3 からMIDIデータを書きだしたら、テンポ情報が含まれていない。
⇒実際のMIDIデータをバイナリエディタで見たので、間違いない・・・(下図参照)。
その為、音源側では標準のテンポ(4分音符=毎分120ヶ)で演奏する。
これは、自分には致命的な不具合である。オルガン音源Hauptwerkのように、
MIDIデータを介して演奏する場合は、意図しない速度の演奏になってしまう。
<Cubaseが出力するMIDIデータの例>
<Studio Oneが出力するMIDIデータの例>
<個人的な感想>
MIDIデータの書き出し不良さえなければ、Studio Oneに乗り換えようと思っていた・・・。
とても残念である。
<リンク>