SF小説”コンプリート・ロボット”を読む

アシモフが面白くなったので、ロボット短編集”コンプリート・ロボット”を読んでみた。
31編が収録されていて、既に読んだものもある。気に入ったのは次の9編。

1)物の見方 :人により見方が変わるのが当たり前だが、なかなか気づきにくい。
2)本当の恋人 :検索機能を使って相手を探すのが面白いが、データで決められるとは思えない・・・。
3)思わざる勝利 :ユーモアがある。
4)みんな集まれ :スパイ小説のようで面白い。
5)ミラー・イメージ :SF風味の探偵小説のようで面白い。
6)三百周年事件 :これもSF風味の探偵小説のようで面白い。
7)女性の直感 :皮肉が効いている。
8)世のひとはいかなるものならば・・・ :ブラックユーモアがある。
9)二百周年を迎えた人間 :最後を飾る良い作品である。