SF小説”ウォー・ゲーム”を読む

フィリップ・K・ディックの短編集”ウォー・ゲーム”を読んでみた。
10編入っているが、気に入ったのは次の4編。

1)パットへの贈り物 :いつになく最後のオチが温かい。
2)有名作家 :最後のオチは皮肉が効いている。
3)探検隊はおれたちだ :終わり頃のオチが悲しい。
4)ウォー・ゲーム :最後のオチは資本主義に対する皮肉が効いている。

なお、”ジョンの世界”はSF小説”変種第二号”で既読。

<個人的な感想>
最後の短編”ウォー・ゲーム”は陽動作戦に見事にしてやられた人類が
描かれており標題にも意味がある。