前回の続き。
<フランス軍同盟軍の試算>
ライン同盟軍などフランス軍の同盟軍は、概ねフランス軍かオーストリア軍と
同じような大砲を採用している。そこで、個々に計算するよりも、フランス軍と
オーストリア軍の基準値を基に、各国の砲兵能力に応じた補正をする。
1)フランス軍式
大砲の種類 | 基準値 | 1クラス下 |
6ポンド砲 | 36以下 | 26以下 |
4ポンド砲 | 53以下 | 43以下 |
6ポンド砲騎兵用 | 36以下 | 26以下 |
A)基準値に当てはまる国 : ポーランド
B)1クラス下になる国 : イタリア、ベルク、ウェストファリア
2)オーストリア軍式
大砲の種類 | 基準値 | 1クラス下 |
6ポンド砲 | 44以下 | 34以下 |
3ポンド砲 | いつでも | 56以下 |
6ポンド砲騎兵用 | 51以下 | 41以下 |
A)基準値に当てはまる国 : ヘッセ・ダルムシュタット、バーデン、
ヴュルテンベルク、ババリア、オランダ
B)1クラス下になる国 : ザクセン、デンマーク
(注)各国の砲兵能力については、次の資料を参考にExcellentの国を基準値に、
それ以外の評価の国を1クラス下にした。
<個人的感想>
旧神聖ローマ帝国の諸侯の国が、ほぼオーストリア軍式になっているのは、
当然と思われる。ポーランド軍とザクセン軍については、ラシンの戦いを再度
プレイテストして評価する予定。
<リンク>