フィリップ・K・ディックの短編集”人間狩り”を読んでみた。
13編入っているが、気に入ったのは次の4編。
なお、筑摩書房が出版しているので、今まで読んでいた早川書房の
短編集とは重複しているものがある。それは飛ばして読んだ。
1)火星探査班 :火星人の脱出先は皮肉が効いている。
2)植民地 :最後のオチが怖い。
3)展示品 :これも最後のオチに皮肉が効いている。
4)人間狩り :最後のオチが怖い。
<個人的な感想>
少し読みにくい(何を表現したのか良く分からない)作品もあるが、
ディックの描く世界とその結末は面白い。
今回の短編集は、最後のオチが怖いものばかりである。