途中で投げ出した小説

評判が良いとの事で読んでみたが、途中で投げ出した小説が少なくない。
後のために以下にメモしておく。

1)残月記(小田 雅久仁)
  短編2つ(そして月がふりかえる、月景石)、中編(標題作の残月記)が収められている。
  最初の短編は何とか読み終えたが、好みではない。訳の分からない世界を淡々と描くだけで、
  面白いとも思えないし、考えさせられる事もない。
  標題作は文字通り途中で投げ出した。前置きが長く、上記と同じように理解できないし面白くない。

2)回樹(斜線堂 有紀)
  短編が6つ収められている。標題作の回樹、骨刻を読んだ所で投げ出した。
  訳の分からない世界ではないが、好みではない。面白いと思えない。

3)グリュフォンの卵(マイクル・スワンウィック)
  短編が10収められている。3つ目の”犬はワンワンと言った”を読んだ所で投げ出した。
  ヒューゴー賞受賞作との事だが、何が面白いのかサッパリ分からなかった。

4)アブソルート・コールド(結城 充考)
 長編の30ページ位読んで投げ出した。
 前置きが長く、3人の主人公も面白みに欠けるので。