SF小説”航空宇宙軍史完全版2”を読んでみた。
火星鉄道19の短編7つ、巡洋艦サラマンダーの短編4つが入っている。
気に入ったのは次の4編。
1)水星遊撃隊 :仮想巡洋艦との駆け引きが面白い。
2)小惑星急行 :最後のオチが怖い。(軍事的には妥当な判断だとしても)
3)タイタン航空隊 :空戦の描写に感心する。
4)土砂降り戦隊 :輸送船を護衛する砲艦の苦闘が面白い。
火星鉄道19に入っている短編のほうが気に入ったものが多い。
政治的・戦略的な背景があるものよりは、眼の前の戦いを
描写した方が好きである。