SF小説”海底牧場”を読む

短編集”90億の神の御名”に含まれている”海底牧場”を長編化したものである。
SFの味付けは薄く、主人公フランクリンの成長の物語と思う。
それでも面白く読めた。次の言葉には共感する。

”やがて、その時がきたら、人間がより高等な生物から受ける待遇は、
おそらく、人間が自分の世界のほかの生物に対して、
どのように振る舞ってきたかによって定まるのかもしれません。”