SF小説”地球環”を読む

堀晃の短編集”地球環”を読む。
情報サイボーグシリーズ11篇を纏めた物である。
以前に読んだ”太陽風交点”と次の2篇が重複している。
・最後の接触、骨折星雲

特に気に入ったのは次の3編。
1)恐怖省: SFよりもサスペンス風味だが面白い。
2)猫の空洞: 未来と過去の記憶の物語が面白い。
3)バビロニア・ウェーブ: バビロニア・ウェーブの正体が面白い。

<個人的な感想>
残念ながら標題作の地球環は面白いとは思わなかったが、
全般的に文章が気にっている作家である。