7年近く使ってきたイアフォンIE80のノズルが外れてしまった。(下図)
上図の丸で囲んだ部分を合わせると上手くハマり、反時計回りに
回すと固定される。
しかし、そのままでは不安なので接着剤を塗って9時間放置した。
(元々密着していた接着剤が劣化して外れたので、そのままではまた外れる。)
そうしたら、ちゃんと密着して外れないし、音も以前と変わりない。(修理は成功した)
その間に音楽を聴く為に別のイアフォンSE535Ltd(下図)を使ってみた。
聴こえる音楽が演奏・曲によって全く違うので驚いた。
まずは、お気に入りのポゴレリチによるピアノ曲(ショパンのスケルツォ第1番)が
SE535では別演奏のように聴こえる。IE80で聴いた魅力的な音が聞こえない。
たぶん低音の響きが足りない為と思われる。
次に弦楽四重奏曲(モーツァルトの第19番『不協和音』)では、ヴィオラが良く聴こえる。
IE80では稀にしか聞こえないヴィオラの中音が定常的に聴こえる。
あれ?今まで何を聴いていたんだ?と思えるほどである。
<個人的な感想>
IE80は低音重視、SE535は高中音重視とイアフォンの特徴が出ている。
それにしても別演奏と思えるほどの違いが出るとは思わなかった。
初めに聴いた曲はイアフォンの特徴が記憶に残り続けて、他のイアフォンで
聴くと違和感がある。
どちらのイアフォンが良いかは好みであるが、個人的にはIE80が好きである。