SF小説”月の光”を読む

ケン・リュウが編集した中国SF短編第2集である。
16の短編が含まれているが、面白いと感じたのは
次の3編である。
1)金色昔日(宝樹) : 歴史上の人物が時系列を無視して登場する所が面白い。
2)鏡(顧適) : 未来予測の原理、鏡の意味が面白い。
3)ブレインボックス(王侃瑜): 人の表裏が上手く描かれている。

<個人的な感想>
表題作の”月の光”は、それほど面白いとは感じなかった。
第1集で気に入った作家の陳楸帆に期待したが、2編とも合わなかった・・・。