フォントの自作テスト

 フォントを自作できるか試行錯誤した結果を記録しておくことにした。

本格的にフォントセットを作るのではなく、文字1つで試してみた。

下記のWEBページにお世話になりました。ありがとうございます。

 ・完全無料:windowsでフリーソフトだけで作る自作フォントの作り方

 

1.主な手順

 (1)文字画像の作成

   画像編集ソフトGIMP2を使い、画素1000×1000ピクセルの文字データを作成する。

  今回は書道で有名な”蘭亭序”から”茂”の文字(下図左)を参考にデータを作成した(下図右)。

   

 (2)文字アウトラインの作成

   ベクトル画像編集ソフトInkscapeを使い、フォントデータを作成する。作成したら、

  SVGファイルで出力する。なお、Inkscapeの画像サイズは(1)に合せる。

 (3)SVG→TTFファイル変換

   上記WEBページでリンクしているオンラインツールでは変換できなかった。そこで、

  フォント作成ツールのFontforgeを使って変換した。なお、出力の際に検証機能をONに

  しておくと、多数のエラーがでる。しかし、エラー内容の説明画面で修正できるので便利である。

  但し、上記の”茂”データでは修正のボタンを数十回クリックした・・・。

2.作成したフォントの利用可否

  フォント管理ツールnexusfontを使って作成フォントがアプリで表示できるかを纏めたものが下記である。

 なお、GIMP2以外は一時インストール機能、GIMP2はファイルコピーを使っている。

ソフト名称表示有無備考
GIMP2 
EXCEL2013 代替フォントが表示される。(*1)(*2)
WORD2013 代替フォントが表示される。(*1)(*2)
メモ帳 
ATOM 
Bracketscustom CSSでのフォント指定が必要
Notepad++ 
(WEBフォント)テストページ参照

(*1)EXCELでは下記のようになるが、スケーラブル プリンターフォントが理由ではない。

 スケーラブル プリンターフォントと表示される他の書体では、正常にフォントが表示できる。

(*2)下記のサイトで、TTEditで再作成すれば良いかも知れないと記載があったので、

 試してみたら上手く行った。ありがとうございます。

 ・フォント作成サイト”Paintfont.com”を使って自作手書きフォントを作った

 具体的には、TTEdit(試用版)で和文フォントの新規作成をした。内容のベクトルデータは、

 Fontforgeを使って変換したTTFファイルをTTEditで開き、該当文字をコピーして作成した。

 下図の左がEXCEL,右がWORDの表示例である。

 

 

<個人的な感想>

 EXCEL、WORDで自作フォントが使えないのは痛い・・・。また、GIMP2/Inkscapeで

作成したフォントは、やり方が良くないのか、座標エラーが多数でる。修正のボタンをクリック

し続けるだけで、直せるので難しくはないが、煩雑である(*3)。これでは、多数のフォントを自作

するのは現実的ではない。

 (*3)座標が整数でないとのエラーで、”エレメント/座標を丸める/整数に”を指定すると

  纏めて修正できる事が分かった。

TTEditで再作成する手間を惜しまなければ、EXCELとWORDでも使える。しかし、フォントの

数が多くなると作業量の増加は問題である。再作成しなくても、近いうちにEXCELとWORDが

改善されるかもしれないので、しばらく様子を見た方がよさそうである。

 

<リンク>

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