ザクセン軍のカノン砲は、他の神聖ローマ帝国諸侯(ドイツ地域)と同様に
オーストリア軍のシステム(3pdr,6pdr砲)を採用していると勘違いしていた。
しかし、1806年にプロシア軍と共にフランス軍と戦った際には、フランス軍の
システム(4pdr,8pdr砲)を採用している事が分かった。
主に下記のWEBページを参考にしました。ありがとうございます。
・Saxon Artillery 1733-1827の抜粋p48
特に1番目のWEBページは、イエナの戦いに参加したザクセン軍砲兵中隊の
装備した大砲が詳しく記載されているので、自家製の砲兵データ(VASSAL用)を
作る上で大変参考になった。なお、そこで記載されているGranatstückeは長距離の
榴弾砲(Howitzersに比べて射程距離が長い)との事。
<個人的な感想>
2番目のWEBページに抜粋が記載されている本が欲しいが、Amazonなどでは
入手できない事とKen Trotman booksでは¥4000を超える価格なので諦めた。
イギリスにはKen Trotman booksのような軍事史/兵器史専門の本屋があるのに驚いた。
読者数が少ないので経営が成り立つのだろうか・・・。