数値的には前回の整理を参考にすれば、純正3度に近い修正をした方が
良さそうに思える。しかし、最終的には、聴き比べて判断した方が良い。
個人の好みにもよるが、”悪くなる箇所が許せない>良くなる箇所がある”
ならば、修正はしない方が良い。
1)修正しない場合のピタゴラス音律
2)純正3度に近い修正をした場合のピタゴラス音律
出だしの和音から改善されている。悪化する箇所は演奏時間で22秒から32秒の範囲になる。
3)参考用にヴェルクマイスターⅢ
4)参考用に平均律
<個人的な感想>
2)の修正版は、1)に比べてすっきりしたように聴こえる。悪化箇所は1ヶだけ気になったが、
全体的には2)の方が良い印象を受けた。また、3)4)よりも2)の方が全体的に響きが良い
ように聴こえる。結論としては、2)の改修は良いと判断する。
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