【音楽】DTMピタゴラス音律の調整検討(1)

 ピタゴラス音律の欠点は、和音の響きが良くない事である。しかし、下記のWEBページを見たら、

調整する方法がある事が分かったので、検討する事にした。大変参考になりました。ありがとうございます。

音律の右脳改革鍵盤館

 

 ハ長調(Cを基音)などのウルフ5度を跨がない場合の、音程3度の振動数差を純正3度との

偏差で計算すると以下となる。単位はセント値。

(表の見方の補足)

表左下のⅠの列、Dの行の+21.5はC音と3度上のE音との差である。

Ⅰの列、Fの行のー21.4はE音とG音の差であり、他も同様。

黒字は長3度(半音4ヶでセント値386.3)、薄い黄緑字は短3度(半音3ヶでセント値315.6)である。

ディグリーネームについては、こちらのWEBページ( →URLが削除されています。)を参照。

   ディグリーネーム

 Ⅰ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶm-5
       
      +21.5 
      -21.5   -21.5
     -21.5   -21.5 
   +21.5  +21.5  
 +21.5 +21.5   
 -21.4  -21.4    
  -21.5     
+21.5      
       

 

並行短調のイ短調の場合は、以下となる。

   ディグリーネーム

Ⅱm-5♭ⅢⅣmⅤm♭Ⅵ♭Ⅶ
       
      -21.5 
    +21.5 +21.5
   +21.5 +21.5 
  -21.5 -21.5  
 -21.4 -21.4   
+21.6 +21.6    
  -21.5     
-21.5      
       

 

<個人的な感想>

 長3度の場合に+21.5(約5.6%広い)、短3度の場合にー21.5(約6.8%狭い)のずれが

ほぼ一律にある。耳の良い人には濁って聴こえるようだが、自分には”そういうもの”と聴こえるので

特に違和感はない・・・。参照曲のパッヘルベル ファンタジア ト短調の場合、高音部の最初の音が

下記のように3和音である。

 

<リンク>

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