オルガン音源としてHauptwerkを使う事にした。しかし、音が出ない対策に苦戦した。
1)最初の罠
ソフト本体、オルガンデータをインストールした後で、オルガンデータに付いていた
デモ音楽を聴いた。その後、画面のコンソールにある上段のキーを押したが音がでない・・・。
色々と設定などを変えていたので、それが原因と思いこんで調べたが、さっぱり分からない。
かなり時間が経ってから、Hauptwerkのオーディオ出力がー10dBになっている事に気付き、
これを上げたら音がきちんと出た。この部分は変更していなく、初期値がー10dBになっていた・・・。
このせいで音が出ないと勘違いした(正しくは音量が小さくて聴こえない)。
インストール直後は、下図のように色々な小画面がでたので、良く見ないで閉じたのが悪かった。
しかし、初期値を聴きにくい小音量にしてるのは、罠としか思えない・・・。
2)2番目の罠
デモ音楽の後で、DTMで作成したMIDIデータを読み込ませて聴いていた。そのうちに、
上図のRest Allを押してしまった。その後、再生しても音が出ない・・・。
Hauptwerkのオーディオ出力は+10にしてあるので、最初の罠ではなく、別の問題である。
これにも相当時間をかけて調べたが、さっぱり分からない。WEB検索しても同様な事象は
見当たらなかった。仕方がないので、最後の手段として一度アンインストールして、再度
インストールしたが、現象は同じ・・・。
そうこうしているうちに、デモ音楽を再生したら聴こえるようになった!?
何故かと画面をみているうちに、キーボードの左右にあるスイッチのようなもの(ストップと言う)が
デモ音楽では出ている事に気付いた。初期値は、下図のように全てOFFになっている。
上段のキーボードを有効にするには、左側のストップを少なくとも1つは引き出さないと音がでない。
どのストップをどの組み合わせで出すかが、音色を変える要因になる。
これは、オルガンを弾く人には常識なのかもしれないが、そうでない人には罠になる・・・。
<個人的な感想>
2番目の罠はオルガンの知識がないとハマると思う。その意味でも、Hauptwerkはヴァーチャル・オルガンと
言えるのかもしれない・・・。
<リンク>