前回の続き。
<プロシア軍の試算>
1)確率の試算
フランス軍の6ポンド砲の重量(1350kg)、確率(0.5)を基準として試算。
大砲の種類 | 重量 | 重量比2乗 | 確率案 |
12ポンド砲 | 2287 | 2.87 | 0.198 |
6ポンド砲 | 1840 | 1.86 | 0.306 |
6ポンド砲騎兵用 | 1556 | 1.33 | 0.428 |
2)隊形変更に必要な賽の目
上記の確率近いものを捜し、プロシア基準値としフランス軍基準値、Nap補正と比較すると
以下になる。
大砲の種類 | 基準値 | Fr基準値 | FrNap補正 |
12ポンド砲 | 21以下 | 23以下 | 33以下 |
6ポンド砲 | 25以下 | 36以下 | 46以下 |
6ポンド砲騎兵用 | 33以下 | 同上 | 同上 |
なお、1806年時点では軍制改革前で、砲兵の能力が1クラス低いのでー6の補正をする必要がある。
3)評価
中核の6ポンド砲が他国に比べても低すぎる(重量が他国の12ポンド砲並みの為)。
1806年ではー6補正して15以下でないと隊形変更できない。これは、ME版の賽の目
6のみ(サイコロ1ヶで)と同等になり、それほど間違ったものではない。
<個人的感想>
プロシア軍の6ポンド砲が突出して低いのは、おかしな気がする。重量別の確率試算が
良くないかもしれない・・・。ハーレの戦いをプレイテストして評価する予定。
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