NHKで放送したドラマ”戦争と平和”第1回を見た。出だしの映像で霧がだんだんと
消えて遠くに兵士たちが見え、手前にナポレオンらしい人物が映った時は、
”おお!出だしからアウステルリッツの戦いか?!”と思った。
しかし、すぐにサンクトペテルブルクの画面に切り替わった・・・。
それでも、出だしの演出は上手いと思う。第2回でアウステルリッツが描かれるようだが、
この第1回の初めの1分間の映像は保存したい。
第1回の終わり頃はシェンカーバンの戦いが描かれ、主要人物の1人が所属するロシア軍
パヴログラード・ユサール連隊の突撃があった。その服装の色について気になったので、調べて見た。
1)ドラマの服装
ジャケット(Dolman)とズボンは濃い緑、短い外套(Pelisse)は空色、ブレードと呼ばれる
細い組紐(Lace)は赤である。
2)史実での服装
ジャケット(Dolman)とズボンは濃い緑、短い外套(Pelisse)は空色、ブレードと呼ばれる
細い組紐(Lace)は黄色(下図)または赤(下々図)である。
なお、下図の2つともズボンはグレーであるが、グレーと濃い緑を使い分けしたとの事。
ドラマのユサール騎兵服装は、きちんと時代考証ができていると思う。
BBC製作の為かもしれない(英国人は歴史好きなので、うるさいのかも)。
<個人的感想>
シェンカーバンの戦いを見ると、マーシャルエンタープライズが製作したバタイユゲームが
プレイしたくなる。10月中旬には新版のアウステルリッツの戦いが届く筈なので、ドラマの
第2回を見て気分を盛り上げプレイしたいが・・・。ビッグゲームなので無理そうである。
<リンク>