前回の続き。
<ザクセン軍砲兵の見直し>
下記の資料によると、ザクセン軍の砲兵は普通との事。
1)徒歩砲兵中隊
A)1809年は6ポンド砲を8門でなく6門保有する。
B)オーストリア軍の大砲を採用しているので、オーストリア軍軍団砲兵(6門)の射撃力×γとする。
γは能力の低下による射撃力の低下率。ここでは、射撃結果表でオーストリア軍の
射撃比2.5/1より1ランク低い2/1の命中率になるものとして、0.89を仮定する。
ME版ラシン | 今回変更版 | |
短距離射撃力 | 12 | 10 |
中距離射撃力 | 8 | 未使用 |
長距離射撃力 | 6 | 未使用 |
短距離 | 2HEXまで | 4HEXまで |
中距離 | 3から5HEX | 未使用 |
有効射程 | 700m | 400m |
白兵戦力 | 2 | 2 |
士気 | 21 | 21 |
射撃力の平均を比較して見ると、次のようになる。
ME版ラシン | 今回変更版 | |
4HEXまで | 10 | 11 |
7HEXまで | 8.6 | ー |
<個人的感想>
能力の低下による射撃力の低下率は、根拠のない仮定値であるが、射撃結果表の
ランクを1つ下げる程度という考えは悪くないと思う。上記の平均射撃力を見ると、
ME版と大きくずれていないので、1つの考え方として”あり”と思う。
<リンク>