前回の続き。
<オーストリア軍砲兵の見直し>
今回の見直しの主目的がオーストリア軍砲兵の見直しである。
前回までの考え方を基に変更したものとME版を比較する。
1)6ポンド砲旅団砲兵中隊
A)6ポンド砲8門を保有するので、フランス軍徒歩砲兵と同じ射撃力とする。
B)有効射程距離は400mなので、中距離以上は未使用とする。
ME版 | 今回変更版 | |
短距離射撃力 | 8 | 15 |
中距離射撃力 | 4 | 未使用 |
長距離射撃力 | 2 | 未使用 |
短距離 | 2HEXまで | 4HEXまで |
中距離 | 3から5HEX | なし |
有効射程 | 800m | 400m |
白兵戦力 | 3 | 2 |
士気 | 16 | 16 |
射撃力の平均を比較して見ると、次のようになる。
ME版 | 今回変更版 | |
4HEXまで | 6 | 15 |
7HEXまで | 4.6 | ー |
有効射程まで | 4.2 | ー |
2)6ポンド砲騎馬砲兵中隊
A)6ポンド砲6門を保有するので、フランス軍騎馬砲兵と同じ射撃力とする。
B)有効射程距離は400mなので、中距離以上は未使用とする。
ME版 | 今回変更版 | |
短距離射撃力 | 6 | 11 |
中距離射撃力 | 4 | 未使用 |
長距離射撃力 | 1 | 未使用 |
短距離 | 2HEXまで | 4HEXまで |
中距離 | 3から5HEX | なし |
有効射程 | 700m | 400m |
白兵戦力 | 3 | 3 |
士気 | 15 | 15 |
射撃力の平均を比較して見ると、次のようになる。
ME版 | 今回変更版 | |
4HEXまで | 5 | 11 |
7HEXまで | 3.7 | ー |
<個人的感想>
下記の資料を見ても、オーストリア軍はフランス軍と並ぶ位の砲兵先進国で
あり、今回の変更は妥当と思う。
<リンク>