工兵(sapeurs)の部隊単位と規模について、気になったので少し調べてみた。
部隊単位 | 指揮官 | 規模 |
sapeurs大隊 | 少佐 | 8〜9ヶ中隊+スタッフ7人 |
sapeurs中隊 | 大尉 | 4ヶ分隊+曹長、兵站伍長、ドラマー1人 |
sapeurs分隊 | 大尉、中尉 | 軍曹、伍長、熟練工、兵士12人 |
大隊は本部での管理が主で、実戦では中隊単位で軍、軍団、または師団に配属される。
大隊の数は年代によりバラツキがあり、2〜9ヶ大隊とのこと。
また、要塞攻囲戦では、複数の中隊が集められて軍か軍団の工兵参謀部が指揮する。
工兵は元々は砲兵と纏めた兵科になっていた為、部隊編成も砲兵と似ている。
<個人的感想>
要塞戦が少なくなると人員削減になるのは合理的と思う。また、中隊の人員も増減が
あり、1794年には200人だったものが、1803年には95人に減少している。
<リンク>