1967年ソ連製作の映画”戦争と平和”第3部を見ました。ボロジノの戦いがメインです。
スケールの大きさ・迫力に圧倒されました。一斉砲撃、騎兵突撃、方陣などナポレオニック満載です。
砲煙がすごく、遠くが見えないのは、そんなもんかと感心。
しかし、内容が分かりにくい。ラエフスキー角面堡の攻防と思われるシーンが時々現れるが、
他のシーンはどこの攻防か全く分からない。戦場を断片的に映していくので、余計に混乱する。
遠くから映した騎兵突撃と方陣の攻防は、映画”ワーテルロー”と同じように見えるし・・・。
ところで、ConsimworldでMr.Sporsが書いていますが(#29188, #30282)、戦争と平和の映画が
きっかけで最初のバタイユゲーム(モスクワの戦い)が1975年に製作されたようです。
その意味では、大変感謝したい映画です(*)。それから40年経過した今では、モスクワも第3版
になり、Marshal EnterprisesとClash of Armsを合わせて23個(**)のゲームになっています。
(*)戦争と平和の映画は、他に米国製作のもの(オードリー・ヘプバーンが出ているもの)が
あるが、ソ連製作のものと思われる。I didn’t understand it allと言っているので。
(**)アウステルリッツとワグラムを含める。