はじめに
当サイトは、ナポレオン戦争の1人用ゲームである”半島のライフル”に関する
色々な情報を発信していくもので、次のような内容です。
- ルール : ゲームのルールについて要約したものを記載。(*1)
- その他 : プレイ記録、関連するLINKなどを今後紹介する予定。
- 将来拡張 : 内容は未定。
- <ゲームのマップとユニット>
- ”半島のライフル”は、 Tiny Battle Publishingが出版するゲームである。
下図は、そのマップとユニットのサンプルを引用している。 - 例)シナリオ1の画像
- 薄い茶色の大きな画像がマップである。
1から6の番号の付いた長方形の枠が、ユニットの移動する世界である。
(普通のウォーゲームでいうHEXに相当するもの)
なお、背景の古い地図のようなものは装飾の為のもので、プレイする上で意味はない。
(JENAの地名とTauenzienの部隊名から、1806年戦役イエナの戦いの地図と思われる。) - 各列の右端にある?マーカーは、発生するイベントを示すもの。
(味方ユニットが入ると表にできる。6列目に味方がいるので、表にしたものが5である。) - その左にあるマーカーは、地形を示すもの。
赤丸が付くものは、局所的なもので、ユニットが移動してそのマーカーに入れば、地形効果を得られる。
赤丸が付かないものは、その列全体の地形を示し、常に地形効果を得られる。 - 5列目にいる赤いユニットAとBは、敵のイギリス軍戦列歩兵である。
(イベントマーカー5に従って賽を振り、その目に応じて敵の戦列歩兵が2人現れた。) - 6列目にいる青いユニットは、味方のフランス軍である。AとBは戦列歩兵、Iは将校である。
- 薄い茶色の大きな画像がマップである。
- <ゲームの主な手順>
- 12あるミッションから1つと5つの国から自軍の国を選ぶ。
- ミッションの内容から分隊を編成する。
選べるのは、将校、戦列歩兵、擲弾兵、精鋭軽歩兵、ユサール、竜騎兵、胸甲騎兵など。
但し、上記の右に行くほど編成ポイントが高く、15ポイント内の制限があるので悩ましい。 - ユニットはグループ化できるが、1グループ4ユニット内の制限がある。
また、指揮官の居ないグループは、行動に制限を受ける。
少数精鋭の1グループとするか、並だけど人数が多い複数グループとするか悩ましい。 - 1ターンは、次のフェーズから構成される。
分隊再編、自軍行動、敵の増援判定、敵の行動、連携確認 - 分隊再編
各ターンの最初に、分隊を再編成できる。これは、戦況に対応できるので便利である。 - 自軍行動(分隊へ命令)
賽の目により、0から3までの行動ポイントを得る。そのポイント内で自軍の行動を決める。
行動の種類は、次のものがあり、各々1ポイントを消費する。
次の列(自軍は6から1に向かって進む)に進む、または、前の列に戻る、列内の局所地形に入る、
グループ再編、隠れる、捜索する、方陣を組む/離脱、地形を利用して半分隠れる、
相手の地形効果を無効にする、射撃する、弾を再装填する、白兵戦を行う、負傷を回復する。
なお、1グループ毎に1ポイント消費するので、複数グループでは使い方が悩ましい。 - 敵の出現判定
マップ上に敵が2人未満の場合に行ない、1人か2人の増援が来る。
最悪は竜騎兵が1騎来る(並の戦列歩兵3人分の白兵戦力がある)。 - 敵の行動
敵の1グループ毎に賽を振り、シナリオの敵行動表に従って行動する。 - 団結確認
方陣に動揺マーカーがある場合に行なう。
賽の目によっては方陣を解消させられて、士気チェックを強制される。 - 勝敗
ミッションで指定されたターン数内に目的を達成できれば勝ち。
そうでなければ負けである。
【注記】
- (*1)ルールの要約を日本語に翻訳してWEBページに載せることは、
このゲームのデザイナー Mr.Zancaniの許可を得ています。