海賊用ルールの概要

  1. 1.海賊用に追加するルールは以下の5つである。
    1. 1)士気
      1. 白兵戦が継続中の場合に、第3戦が終わっても決着がつかない場合に
        海賊の士気を確認する。(相手側は不要)
      2. A)賽を1ケ振り、その目が乗組員の練度よりも大きい場合に次のチェックをする。
      3. B)更に賽を1ケ振り、その目と乗組員の練度から士気表を参照する。
        1. a)*なら士気は下がらない。
        2. b)Bなら更に1ケ振り、その目に1加算して再度士気表を参照する。
        3. c)Sなら更に1ケ振り、その目に練度を加算する。その数が白兵戦に参加できる海賊の数となる。
    2. 2)海賊船長
      1. 白兵戦が継続中の場合に、第3戦が終わっても決着がつかない場合に
        海賊船長の無事を確認する。
      2. A)賽を1ケ振り、その目が6の場合に次のチェックをする。
      3. B)更に賽を1ケ振り、その目と船長のランクから船長損失表を参照する。
        1. a)●なら無事である。
        2. b)Kなら戦死した。
        3. c)Wなら更に1ケ振り、その目で負傷表を参照して離脱ターン数を決める。
        4. d)Sなら船長ランクを1つ下げる。(無事である。)
      4. C)船長が不在の間、海賊の練度が1つ下がる。
    3. 3)乗り込み
       接舷判定時に賽の目を1補正する(成功する方に)。
    4. 4)奇襲
       商船が総帆を使えるのは、次の条件のどれかを満足する場合に限る。
      1. A)海賊船が砲撃した。但し、海賊船との距離が15HEX以内である。
      2. B)海賊船との距離が3HEX以内である。
    5. 5)捕獲
       商船の乗組員の練度が平均以下の場合、海賊船が6HEX以内に入った時に1回だけ
       賽を1ケ振る。その目が商船の乗組員の練度より低い場合は、乗組員の練度が1つ下がる。

【補足】

  1. 1)公式ルールに海賊用のルールはないが、USAの雑誌The General Vol17.No6に
     Mr.Turnerが海賊用のルールを発表した(1981年)。
     このサイトの内容はそのルールから抜粋して、日本語に意訳して紹介している。
     興味のある人は、原文15ページから17と44ページを読んでください。
  2. 2)総帆ルールを使わない場合は4)奇襲ルールを下記に読み替える(自家製ルール)。
     商船は海賊船が6HEX以内に入ってから逃走を開始する。