SF小説”息吹”を読む

SF小説を読んだ。評判の良い”息吹”である。
一気には読めない作品集である。
楽しむ為に読むというよりも、考える為に読む感じがする。
何かを考えさせられるものが多い。

表題作の息吹は、自分には余りピンとこなかった・・・。

特に共感を覚えたのは、「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」である。
ディジタル生物に対する主人公アナの偏執狂に近い愛着は、
ゲームに夢中になる人の状態に近いかもしれない・・・と、一瞬思った。
特に感心した文章を以下にメモしておく。189ページ目。
だれにできる?狂信的なだれか。愛に突き動かされた人間だけ。
彼女自身のようなだれか。

<個人的な感想>
余りに”夢中になる”事は、周りから見ると異常に見える。
黒澤明の映画「野良犬」の中のセリフ(下記)を思い出した。
”狂犬の目には、真っ直ぐな道ばかり”

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